2015/03/07

「韓国の年齢でいえば」。

韓国では年齢を数え年で表すので、慣れるまで非常にややこしかった。
生まれた時が、1歳。そして年齢が増えるのは誕生日ではなく新しい年に変わったとき。
なので、12月生まれだと、うまれた翌月には2歳なわけだ。(だからか、1~2歳までは年ではなく月齢で言うことのほうが多いかも)

年齢を聞いたときに自分より2歳上だと認識した人が、じつは同い年だった。なんてこともよくある。面倒なので、年齢を聞かれたら生まれた年で言うようにしている。
もしくは、「韓国の年齢で言えば(한국 나이로 말하면)...」と前置きして、数え年で言う。

まあ、1歳や2歳どうでもいいことかもしれませんが…どうでもよくないのが韓国社会で。
初対面でも、年齢をがんがん聞かれる。なんなら、名前の次には歳を聞かれる。
なぜなら、年上か年下かで呼び方(オンニ・ヌナ(姉さん)、オッパ・ヒョン(兄さん)をつけるかどうか)や、敬語を使うか否かが変わるから。
日本だと「失礼ですか…」と恐る恐る歳を聞いたりするけど、こちらではむしろ礼儀のために歳を聞くのかもしれない。良いか悪いかは別として。

新年を迎えると一律で1歳年をとる、というのは、やだなあと思っていたけれど、
案外、「誕生日が来たらプラス1歳」という考え方のほうが、狭小かもしれない。
なぜなら、誕生日の日にちというものも、曖昧なものだから。

先日、韓国の友人に誕生日を聞いたら、
「今年は1月21日…くらい。」という。
なんなんだその曖昧さは!と笑っていたら、友人いわく「旧暦で覚えているから、毎年誕生日はカレンダーを見ないとわからない」と。
そうなの?!びっくり!(ちなみに、現在30~40代以下の世代でほとんどは誕生日は新暦だそうだけど。友人は40代前半)
そういえば、昔、在日スーダン人の友だちに誕生日を聞いたら「しらない。覚えてない」とあっさり言っていた。自分の誕生日を知らないなんて!と驚愕したけれど、彼にとっては「それが何か?」という感覚だったみたい。(それで、友人たちとで勝手に出会った日を誕生日に決めて、誕生日パーティーをした覚えがある)
大学院でバングラデシュ人の級友は、登録上は12月31日が誕生日だったけれど、「本当は4月に生まれたんだ」というので、4月に誕生日を祝ってあげた。

そう思うと、(陽暦の)誕生日にきっちり年をとる、なんてことはない。
年の重ね方は人それぞれだ。私たちは曖昧に成長して老いていく。何歳、という数は、じつは任意なのだ。

と、言いつつも。
いくつになっても誕生日を楽しみにしている私である。

去年くらいから自分で「だいたい40歳」と称してきたので、すっかり私は四十路。と思ってしまっていたけれど。そういえば昨日まで38歳だったのか!(どこへ行ってたんだ、この2歳は…)
本日をもって満39。「韓国の年齢で」ちゃんと四十路でございます。
いまだに青臭く悩み惑い続けている今日この頃。
「不惑」の域にはほど遠し。