2014/03/03

飛び込み不動産。

「とにかく住む地域を決めなさいな。それからいろいろ不動産を回ってみたら」
と、最初に付き添ってくれた友人がアドバイスするくらい、
最初わたしは、住む町で決めるのか、安いところがあればどこでもよいにするのか、コシウォンにするのかワンルームにするのかも決めかねたまま、当てずっぽうに探しはじめた。
インターネットをあたり、地元をあたり、大学の印刷室の親切なおいちゃんに紹介してもらった人の家を訪ね、などなどを経て。
結局、これから勤める職場近くの街で探すぞとようやく3日目にして絞られる。

まず。ネットで「貸します」情報を上げていた(そういう直取引のサイトがある)個人宅をあたる。
連絡先に電話すると情報主が眠そうな声で出て、「ネット見たんですけど」というと「今から部屋を見にきていーよ」という。
そんで直接部屋に行ったわけですよ。カップルで住んでる部屋に。まさに今までまったりしてました、という部屋に乗り込んで、ベッドルームからお風呂まで見せてもらう。
キッチン別、クイーンサイズのベッドを置いた部屋あり、洗濯機スペースもあり、という広さで月家賃は手頃!という掘り出しものだったのだけど…
やっぱりどうも、まったく見ず知らずの人といきなり直契約というのは怖い。残念ながら今回は見学ということで。ペットの犬にわんわん吠えられたけど。

つぎに不動産をあたる。
最初はネットで探した不動産をいくつか回ったのだが、
どれもこれも、話が早い。
ドアを開けて「ワンルーム探してるんですけど」と言うと、「予算は?」と聞かれる。
なるたけ安く、目処としては保証金と月家賃◎◎ウォンくらい…と伝えると、パチパチとパソコンで検索して、「これとこれがありますけど、今から見に行きます?」と。
で、その足で直接内見。
…聞かれないのね。日当りとか、広さとか、他の条件とかさ。
まあ、格安で探していたから迷うことなく家賃下のものから出してくれたのかもしれないけどさ。

その場ですぐに内見できるのはいいのだが。
中には、もう解約することにはなってるがまだ住人のいる部屋もあって(ていうかそのケースの方が多かった)、いま引っ越しの片付けをしてる女性の部屋、具合が悪くて寝ていた女の子の部屋、などなど…どしどし押し掛けてって部屋を見させてもらうのだ。
住人がたは別に気にもしてない風だけど、こっちが恐縮しちゃってまともに見られん。
住んでいるさまがよーくわかって良かったけどね。

そんなこんなで、思いの他サクサクと物件探しは進み、
結果的にまあまあの部屋を獲得できました。
これも、見学その日のうちに契約、翌々日、引っ越し。

これがここではフツーの家探しなのだろうか。
それとも、わたし早まりすぎたのかしらん。