2014/07/30

健康がいちばん。

自慢じゃないが、身体だけはじょうぶだ。
滅多に風邪もひかない。
だからこそ、こっちの生活でいちばん恐れているのは、体調を崩したりけがをしたりすること。
一応、ちゃんと食べる、ちゃんと寝る、道路はよく見て渡る(けが注意)、など、気をつけて生きていた。

が。
今日はのどが痛い。節々も痛い。昨日、冷房の強い部屋にしばらくいたせいだ。ああ、冷房弱くしてくださいって言えばよかった。
気のせい気のせい、として過ごしていたが、一日の終わりには声がだんだんカスレてきた。
(声が変わると、じつは秘かにうれしくなって抑えたトーンのハスキーヴォイスでやたら喋りたくなるのは、私だけだろうか…。)

帰り道。外は湿気高くむあっと暑いけれど、今日はぜったいに温かいものを食べて帰ろう。カルグッス(手打ちうどん)がいい。カルグッス、カルグッスを食べるぞ。
…と、呪文を唱えながら、まっさきにカルグッスのメニューが目に入った食堂に入る。
カルグッス!それを食べて汗をかけば元気になる、きっと。
カルグッスください!

「あー、今日はカルグッスはきれちゃったよー」
と、あっさり、食堂のアジュンマ。

……豆腐チゲでいいです。

そんなわけで、チゲを食べて、一応汗はたっぷりかいて帰宅。

薬の代わりに、さっき職場を出るときにボス(先生)がくれたカプセル剤を取り出す。
私が体調不良とみて、カオスな研究室のすみっこから探しだしてくださったカプセルは、
「Propolis」と書いてある。
「先生、これプロポリスですよね…。何に効くんですか」
「わからない。ドイツで買ったんだが、疲労回復に効くらしい」
「…何錠飲めばいいんでしょう」
「ここにドイツ語で説明が書いてある。ぼくはドイツ語は読めない」

ありがたく頂いて帰ってきた。きっと高いお薬でしょう。
インターネットで、ドイツ語でメーカーと品名のHPを翻訳機にかけて調べてみたが、結論としては1錠ずつ飲めばいいんでしょう。ということにして飲み込んだ。
明日には治ってますように。